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小林よしのり
2014.10.1 14:44

予言的中!安倍は「河野談話」を保守する!


安倍晋三が「河野談話」について、「安倍内閣で見直すことは現在

考えていない。新たな談話の発表も考えていない」と改めて明言した。

朝日新聞が吉田証言を虚偽だと認めても、「河野談話」を見直すことは

できないと、わしが予言した通りだ。

 

いや、そもそも第二次安倍政権発足の一昨年末から、わしは

安倍首相に河野談話の見直しはできない」と予言していた。

別に当てずっぽうで言ってるわけではない。

慰安婦問題の構造と、世界の認識と、安倍政権の体質を考えれば、

論理的に「河野談話の見直しは不可能」「新談話も不可能

河野洋平の国会招致も不可能」とわかるだけであって、

自称保守&ネトウヨが、尋常ならざる「ど阿呆」なだけである。

 

朝日新聞バッシングに明け暮れていても無意味だと、わしが口を

酸っぱくして言っているのに、未だに「ど阿呆」どもは

わかっていない。

これからジワジワと現実が見えてくるのだろう。

自称保守は世論のミスリードばかりしている。

洞察力がゼロと言っていいほどの「ど阿呆」なのである。

 

櫻井よしこはどうするのかな?

朝日新聞の廃刊を達成すれば、河野談話も見直せると言うのか?

「正論」や「Will」といった自称保守論壇は、安倍晋三を批判

できるのか?

「河野談話」を保守する安倍を批判しないで、朝日新聞のみを

批判するというのもおかしな料簡だねえ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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